雑誌『ヨレヨレ』:『宅老所よりあい』
なにやら久しぶりに、「パンチ」が効いてる雑誌を読みました。
その名も、「ヨレヨレ」。雑誌名からすでに、ただならぬ雰囲気ですが、確か、8/中旬頃の中日新聞(関東地方では東京新聞)の日曜書評に掲載されていて、まず、その表紙のインパクトに、ものすごいものがありました。
福岡市にある「宅老所よりあい」という老人介護施設を舞台にした、日々様々繰り広げられる人間模様が書かれているのですが、とにかく、なんともシュールで、ちょっとせつなく、かつ深い。老いというものは、いったい何なのか、肩ひじはらずに、しかし真摯に向き合った良書ではないでしょうか。創刊第1号、第2号が既刊されています。
